リクガメとは?
リクガメ飼育を考える
リクガメは、のんびり屋の割には意外と行動範囲が広い動物です。そのためか狭い場所で飼育するとかなり暴れます。寝室が近いと耳障りで眠れないほどうるさいです。
なので、リクガメを飼育する上で一番重要なことは、「リクガメの為にどのくらいの飼育スペースを確保することができるか。」だと思います。
ちなみに、リクガメの中では小さい方のホルスフィールドリクガメでも、90cm水槽サイズ以上は確保したいところです。
ケズメリクガメやヒョウモンリクガメ等の大型種になると、成長スピードも半端じゃないので、幼体から90cm水槽で飼っていても1年ぐらいで窮屈になってしまいます。
リクガメのエサは、野草や葉野菜がメインになるので、1年中、毎日、新鮮で豊富な種類のエサを用意する必要があります。
春〜秋までは、野草が沢山生えているので、時間さえあればエサの確保もそれほど問題ない(結構大変ですが・・・)のですが、冬場は野草も少なく市販の野菜も値段が高くなってくるので、小型種ならまだしも大型種になるとエサ代だけでも結構大変です。
排泄もほぼ毎日しますので、特に狭いケージではその都度処分しておかないと、ゲージもリクガメも糞まみれになります。冬場にプレートヒーターの上にされるとかなり臭いです。
リクガメ飼育には保温器具も必須アイテムになります。
冬眠できる種類もいますが、幼体や飼育はじめの体調が整っていない個体の場合は、冬眠させるとそのまま死んでしまう可能性が高いので、しばらくは加温して飼育することをお勧めします。
保温器具にも色々な種類がありますが、床に敷くプレートヒーター、保温電球、スポットライトの併用が一般的です。当然サーモスタットを使用して一定の温度に保つことも必要です。
その他にも、リクガメを屋内で飼育する場合には紫外線照射ランプが必須です。
普通のランプに比べるとかなり高価です。
これは本当に重要で、リクガメの甲羅は骨と同じカルシウムの補給が必要なのですが、紫外線、中でも「UVB」の照射がないと、カルシウムをいくら摂っても体内に吸収することができません。
リクガメの体の大部分が甲羅(カルシウム)ですので、カルシウムが不足すると、たちまち身体に異常が現れ、重度になると死に至ります。
以上が、リクガメを飼育する為に必要な最低の条件です。
このぐらいの覚悟を持って購入を検討してください。
ただ、それを聞いてもどうしても飼いたいと思った方であれば、挑戦してみる価値は十分にあります。
飼育用品も最初の出費が多少大きくはなりますが、電気代やエサ代、その他消耗品代については、工夫次第でかなり削減できますし、毎日の世話も慣れてしまえばそれ程苦にはならないと思います。
私はリクガメを10年以上飼っていますが、個人的には犬や猫を飼う方がよっぽど大変だと思います。
2007年06月08日 14:05